第86回日本ダービー

画像
過去に無敗の皐月賞馬はセントライトから数えて16頭。その中で、無敗のままダービーを制したのは6頭だけ。51年トキノミノル、60年コダマ、84年シンボリルドルフ、91年トウカイテイオー、92年ミホノブルボン、05年ディープインパクト。これを多いと見るか少ないと見るか。ミホシンザンやアグネスタキオンをみるといかに無事でレースを終われるかということの大事さを痛感する。今週から東京はCコース。引き続き速い馬場だろう。怪我などないことを祈る。今年の無敗の皐月賞馬はどうだろう。

◎⑦ダノンキングリー
○⑬ヴェロックス
▲⑥サートゥルナーリア
☆⑩クラージュゲリエ
△④サトノルークス
△⑱シュヴァルツリーゼ

馬場状態:良馬場(好天が続き今週からCコースでもあり、速い馬場での高速決着。)
  東京:2回東京開催12日間後1週Cコース(1週目)
  京都:3回京都開催12日間後3週Dコース(3週目)

展開:行くのは外枠でも⑮リオンリオンか。1枠の①ロジャーバローズも逃げて結果を出しているので、包まれたたくないはず。さらに②ヴィントも前走逃げ切りでこちらも行けるところまで行くだろう。ハナ争いでガチャガチャやることはないだろうが、好位が欲しい馬は多いのでスローにはならない。典ちゃんから息子に乗り替わりなので、逃げるとなったら行っちゃうだろう。1000mが59秒台前半から58秒台か。それでも前が残れることを先週のオークスで実証済なので、前々で第二のカレンブーケドールを狙う馬がいるかも。

本命は⑦ダノンキングリー。皐月賞の予想で「ダービーでも大丈夫かもしれないが2000mがぎりぎり」と見解を書いた。これは配合にレーススタイルを含めてそう考えたが、馬体と精神両面の成長で「一生懸命走りすぎる」部分が解消できたと推測する。前走ロスなく内を突いたが、前が壁になって出られないシーンも。力的には皐月賞上位3頭はあまり変わらない。1番枠から3番枠が前に行くと、道中⑥サートゥルナーリアを外から自力でインに抑え込むことができる枠を引いたのもラッキー。ハイペースにならなければ勝機は充分。

相手には⑬ヴェロックス。前走ぶつけられながら差し返した勝負根性は立派。一番いいレースをして勝てなかったのは痛いが、調教ではかなりいい状態で上積みも期待できる。枠が少し外寄りになった分だけ難しいがすでにダービーを勝っている川田の腕にも期待。皐月賞があんな形だったので勝たせてあげたいが、キャリア6戦の馬はあまりよくない。その点がどうか。

3番手は⑥サートゥルナーリア。前走中山で外々を回らされて差し切った力は素直に認めなければいけない。また、ルドルフ以降の無敗の皐月賞馬はゲートインできればダービーも勝っている。それは承知でも不安点もある。ホープフルS以来のぶっつけだった皐月賞が7分の仕上がりと言われていたが本当か。今回の仕上がりはあまり良化が認められない。さらに鞍上の乗り替わり。いわゆるテン乗り。データ的には乗り替わり以外はなんら不安要素はないがどうだろう。

穴で⑩クラージュゲリエ。こちらも成長期待の1頭。皐月賞では上位3頭と離されていたとはいえ成長を見せてくれた。配合的にはこのメンバーでは最も好きな形。母方の祖母はトゥザヴィクトリの母フェアリードール。上位のメンバーに決して劣らないのでうまく恵まれれば。乗り替わり皇成がどう乗るか。

もう1頭は④サトノルークス。配合的にはこの馬が一番ダービー向き。姉、兄以上の活躍を期待したいが、いかんせんまだまだ本格化前なので将来的な期待の一票としておく。

最後に⑱シュヴァルツリーゼ。弥生賞の結果を見てのとおり、時計がかかってほしい。さらに上がりもかかってほしいというのが現状だと思うが、皐月賞後の良化・成長がすごいらしい。それでもこの速い馬場では有力どころが早仕掛けになって余程の前潰れになるような展開に恵まれないとつらいとは思うが、念のため3連複のひもで。

3強と呼ばれるダービーは最近では16年。ディーマジェスティ、マカヒキ、サトノダイヤモンド。皐月賞と順番は変わったが3頭での決着だった。古くは72年ロングエースから、93年ウイニングチケット、99年アドマイヤベガが勝ったダービー。この4回ともに3強ダービーと呼ばれたが、すべて3頭で上位独占決着。そして皐月賞馬はすべて敗れている。敗れた皐月賞馬はランドプリンス2着、ナリタタイシン3着、テイエムオペラオー3着、そしてディーマジェスティも3着だった。

とはいえ、過去は過去。
Tomorrow is another day. これはハズし続けている私自身にも。
Good Luck!

この記事へのコメント

ロバノパンヤ
2019年05月26日 09:23
おはようございます。
3強やむなし・・・ですかね。
ただ、みんな思うことは
短期でポッと来てダービーまで
持っていかれていいいのか?
もっと特別な各や歴史の重さが
あるのがダービーじゃないのか?
そんな青臭い子と言ってるから
馬券取れないのかもしれませんが
せめてこのレースだけはそんな思いは
無くしたくないですね。
平成〜令和に変わりすべてがリセット
され、0から歴史が創られるのであれば
あっさり怪物誕生なんでしょうけど・・・
しかし、私も今回は圭太を応援!
岩田・川田・祐一など見てるものも
グッと込み上げてくるような騎乗をして欲しい
馬券は当てたいので
3頭3連複フォーメーションで
穴候補に最内引いて案外すんなり
行けちゃうかも?
行きたいノリ息子はこの枠からじゃムリに
行かないんじゃないですかね?
次にすっかり霞んだニシノデイジー
弥生・皐月はなんだか歯車が狂った感じ
東スポ杯快勝の舞台に戻り
鞍上も背水の陣、きっかけ1つで浮上の
余地はあると見てますが?
そしてご贔屓のシュバルツリーゼ
なんと言ってもデビュー戦
仰る通り早い時計に対応できるかどうか?
そこさえクリアならニシノとともに
アッといわせる末脚を見せるかも?

問題は3頭馬券にいくらいけるか?
3強以外は正直どれも互角
馬券買う方も「運」を持っているものが
取れるのがダービーなんですね。

2019年05月26日 13:09
ロバノパンヤさま
馬券も「運」を持っているものが取れるというのはそのとおりかもしれませんね。
シュヴァルツリーゼ、ひょっとすると昨年のワグネリアンの乗り方をするかもしれません。しっかり押さえておきます。

この記事へのトラックバック

  • 「第86回日本ダービー」回顧

    Excerpt: 「第86回日本ダービー」について 結果 1着①ロジャーバローズ 浜中俊 2:22.6 2着⑦ダノンキングリー 3着⑬ヴェロックス 4着⑥サートゥルナーリア 5着⑨ニシノデイジー Weblog: ターフの風~これが史上に残る三冠の脚~ racked: 2019-05-27 02:35