「第67回中京記念」回顧

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結果
1着⑤グルーヴィット 松山弘平 1:33.6
2着⑥クリノガウディー
3着⑦プリモシーン
4着⑮ミエノサクシード
5着①グランドボヌール

最内枠から好スタートを切った①グランドボヌールをかわして、⑧ツーエムマイスターがハナを切る。グランドボヌールは2番手に控えて、3番手は外から⑯キャンベルジュニア、そして⑩コスモイグナーツと約1馬身間隔で続く。5番手に⑤グルーヴィットが予想どおり前めの位置取り。それをマークするように⑦プリモシーンも早めに前に。その内に③ヴェネト。その後ろ、内に④ジャンダルム、外に⑥クリノガウディーが続く。少しひらいて⑭カテドラル、さらには②エイトシャイデン、⑨ロワアブソリューがいてこのあたりまでが中団。後方は⑮ミエノサクシード、⑪ロードクエスト、⑫レインボーフラッグと等間隔で続いて、最後方に⑬ヒーズインラブという形。テンの3Fは35.3秒。稍重とはいえ、あまり時計はかかっていない馬場状態を考えれば平均ペースというところ。

隊列は変わらないまま4角を回ると、先頭のツーエムマイスターにグランドボヌールが並びかけ、200mのハロン棒手前で先頭に。200mを切る時点では2馬身近いリード。後続はいつもより前にいたプリモシーンが追いすがる。あと100mでは並ぶまもなく先頭に踊り出て、このまま行くかと思った瞬間、外から3枠の3歳馬2騎が襲い掛かる。グルーヴィットが先に、その外にクリノガウディーが並んで、3頭の内を掬ってミエノサクシードが迫る。赤い帽子が並んでゴール板。わずかにグルーヴィットが前だった。

勝ったグルーヴィットはあまり下がらずに、前を見ながらの5番手でレースを進めた。内に比べて外が伸びないことを考慮して、外を回らずに抜け出せるいいポジションを確保した。直線入り口で一旦先に行かれたプリモシーンをゴール前できっちり捕えたのは見事。ハンデ差が最後に生きたのは確かだが、現在の条件で初の3歳馬の勝利は立派。2着のクリノガウディーは佑介が札幌に行ってしまって厳しいと思ったが展開の利はあった。いつもよりもやや後ろでまさかプリモシーンよりも後ろとは思いもしなかったがしっかりと末脚を使えた。こちらも軽ハンデが生きたのは確かだが、森裕太朗が新しい良さを引き出したのも事実。あと少しで初重賞勝ちだったのに惜しかった。3着プリモシーンは牝馬の55.5kgの斤量で事実上のトップハンデ。先に動いて押し切るレースをしたのは福永の好騎乗だと思う。ただ、今回は軽ハンデの切れる3歳馬がいたというだけ。頑張った。惜しかったのはグランドボヌール。結果としてツーエムを深追いしすぎた。道中は2Fめからすべて11秒台の前・中盤の時計で息が入らなかった。

稍重とはいえ、馬場状態はよく前が止まらないレースだった。逃げたツーエムが落ちた以外はスタートからの2Fの先行メンバーがゴールまであまり変わっていない。中団より後ろにいた馬ではインを突いたミエノサクシードが上位に来たが外を回った馬は厳しかった。上位の馬たちは前で馬場がいいところを通ってのものだということを忘れないようにしたい。

馬券は馬連を押さえてなんとか格好をつけたが、買ったつもりの3連複の目が抜けた。配当いくらついたか楽しみにしてたら、トリガミでがっかり。でも、夏競馬になって予想外の好調さ。いつまで続くか。

データから
①1番人気は勝てない(8年で18年グレーターロンドンだけ)
②牝馬は勝てない
③ハンデ54kg未満は勝てない(19年グルーヴィットは52kg)
④3・4歳馬は勝てない(19年グルーヴィット、2着クリノガウディーも3歳馬)
⑤前走から距離短縮した馬は勝てない(15年以降勝ち馬の前走は1600か1400m)

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