「第55回札幌記念」回顧

illustrain06-uma04_20170604172639.png

結果
1着①ブラストワンピース 川田将雅 2:00.1
2着⑩サングレーザー
3着⑨フィエールマン
4着⑫ワグネリアン
5着⑪ペルシアンナイト

先手を取ったのは⑦エイシンティンクル。前走と違ってきっちりスタートを決めて、内の馬の出方を確認しながらハナへ。外から⑭クロコスミアが2番手に。内から⑩サングレーザーが早めに前につけて、その外に⑫ワグネリアン。こちらも早めに先行策。先行争いに絡むかと思った⑤ロードヴァンドールは控えてその後ろ。③ステイフーリッシュが続いて、その後ろに⑪ペルシアンナイトがポツンといて、ここが真ん中。後続は少しひらいて内に①ブラストワンピース、外に⑬サクラアンプルール。そして、ブラストワンピースを見るように⑨フィエールマン。後方は②クルーガー、⑥ランフォザローゼス、④ナイトオブナイツ、最後方に⑧ゴーフォザサミットとそれぞれほぼ1馬身の差で続く。テンの3Fは予想どおり速くはならず36.1秒の平均ペース。さらにレースは淡々と進んで1000mの通過も59.9秒とペースは変わらない。

3角を回ると、先にクロコスミアが仕掛けてエイシンティンクルとの差を詰める。後続も続いて、4角手前でサングレーザー、ワグネリアンの外から捲ってペルシアンナイトとステイフーリッシュが先頭に迫って4角を回る。直線ではすぐに先行する2頭を競り落としてサングレーザーが先頭へ。それにワグネリアンが並びかける。内でずっと我慢していたブラストワンピースが2頭の間を突いて3頭が並ぶ。大外からフィエールマンがいい脚でペルシアンナイトをかわして前に迫る。ワグネリアンの末脚が鈍って、抜け出したサングレーザーをブラストワンピースがクビだけ前に出たところがゴール板だった。テンの3Fも上がりの3Fも36.1秒。1000mの通過が59.9秒で勝ち時計は2:00.1。レースラップがほぼ完璧にハロン12秒を刻む珍しいレースだった。

勝ったブラストワンピースは川田がインでずっと我慢して直線も内を掬っての勝利。池添のイメージから外を回すかと思っていたので新しい面を出せた勝利かもしれない。3番人気なので気負わずにダメ元の騎乗だったのかもしれないがさすがリーディングジョッキー。だが、これをもってこのメンバーで一番強いとは言い難い。G1馬ではあるが、メンバーや展開の助けがないと再度G1を勝つのは難し気がする。いわんや凱旋門賞をや。
2着のサングレーザーは予想で書いたとおり、夏も札幌の馬場も滞在競馬も合うらしくかなり好調が伝えられていた。積極的な競馬で馬場を味方につけて連覇にあと少しまでいったが惜しかった。勝った馬とは1番枠と10番枠の差か。
3着フィエールマンは予想で書いた福島同様の不安が的中した形。敵は距離ではなく小回りコース。内をロスなく回ったブラストと外を回らされたフィエールマン。上がり時計は同じでともにNo.1だが実際に走った距離は全く違う。負けて強し。メンバー中で最も内容のあるレースで、ぜひ凱旋門賞での頑張りを期待したい。
残念だったのはワグネリアン。スローにもなりかねないレースで出して行ってサングレーザーを捕えきれないうえにフィエールマンにも差されるというだらしなさ。秋への前哨戦というだけならいいが、古くはオペックホース、最近ならワンアンドオンリーやマカヒキのようにならないか不安を感じさせるレースだった。

馬券は絞り切れずに、トリガミ覚悟でBOXにして成功。馬連・3連複をゲット。大きくはないがなんとかプラスを確保した。ワグネリアンが残っていれば3連複でも普通に3倍近くなったのに残念。でも、本命がはずれてもプラスになったのでよしとする。

この記事へのコメント

みすたあしいびい
2019年08月19日 21:27
ワグネリアン落鉄
 両前脚ともレース中に落鉄していたらしい

川田が兄妹勝利に導く
 半兄ブラストワンピースと半妹ホウオウピースフルが同日勝利。厩舎が違うのにともに鞍上は川田だった。