第14回キーンランドカップ

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お盆も過ぎて学校も2学期が始まって、札幌は短い夏が終わり日増しに秋の気配が濃くなっていく。1か月しないうちに大雪山旭岳から初雪の便りが届くことだろう。関東地方に暑さが戻ってきたのと対照的に、残念ながら今週もはっきりしない天気になってしまった札幌地方。馬場が渋った状態でパンパンの良馬場が望めそうもないが、それも競馬。連覇のかかるナックビーナスは最内枠を引いた。過去10年、1枠1番は勝ち馬はおろか連対も複勝もなく、1頭も馬券対象になっていない。今年はいやなデータを打ち破れるか。

◎⑬ダノンスマッシュ
○④セイウンコウセイ
▲⑦タワーオブロンドン
△②デアレガーロ
△⑯リナーテ
△①ナックビーナス

馬場状態:稍重~良馬場(土曜日は終日、曇りで芝は稍重。日曜日も未明に小雨が予想されているが雨量はわずかで、日中は終日曇りの予想。馬場がどこまで乾くか、それとも乾かないか。内の荒れ具合にもよるが、乾いて来れば内枠有利、先行馬有利だが。)
  札幌:2回札幌開催6日間全3週Cコース(2週目)
  新潟:2回新潟開催12日間全6週Aコース(5週目)
  小倉:2回小倉開催12日間後2週Bコース(1週目)

展開:①ナックビーナスは最内枠で包まれたくはないので、ある程度は出して行きたいし、その脚もある。しかし、逃げたくはないはずなのでハナを切るのは④セイウンコウセイか。⑧シュウジが絡んでいくと前が速くなる危険性があるが、平均ペースでセイウンコウセイの単騎逃げの可能性が高い。あとは⑪ライオンボスが久しぶりにコーナーがあるコースですんなり行けると少し紛れることも。ただ、基本的には馬場が乾いていくはずなので、イン有利、先行馬有利で見ておいた方がいいか。

本命は⑬ダノンスマッシュ。前走の薬物騒ぎでの除外は痛かったかもしれないが、走っていないのは事実で馬自身の傷みを心配する必要はない。状態はすこぶる順調ということなので実力は発揮できるはず。昨年の2着馬でもあり、馬場適性も充分。高松宮記念では内枠とインを突いた馬が上位を独占する中で外を回らされての4着は負けて強しの内容。同レース1番人気に支持されている馬でもあり、13番という外枠も実力で克服可能。軸はこの馬。

相手には④セイウンコウセイ。前走でもそうだったがマイペースでレースができれば、前で粘りが利く二枚腰。昨年の函館で好走しているように洋芝は得意で、馬場も展開もこの馬に向きそう。オーナーブリーダーは日高(鵡川)の西山牧場。目標は先でもみっともないレースはできない。できれば馬場が乾かない方がいいかもしれない。

3番手は⑦タワーオブロンドン。京王杯のレコード勝ちを見ると、強力な末脚の見事さが目に付く。しかし、あのレースは12着までが0.5秒差でそのすべてが1分19秒台で走っていた。上がり時計の33.1秒は評価しなければならないが、軽い馬場、差し馬有利の東京1400mのコース形態を考え合わせると過信するのは危険。前走大量除外の少頭数で勝ちきれていないように、小回りの洋芝で脚を余すことは考慮しておくべき。

穴で②デアレガーロ。前日オッズで4番人気では穴とは言い難いが、条件の助けがあれば一発の可能性は秘めている。たぶん良くなるであろうインを通れること。そしてダンスマッシュに早めに仕掛けてもらうこと。外差しの利きにくい馬場になって、有力差し馬が外を回り、この馬がインをこじ開けることができれば勝機も。過去10年で牝馬が7勝。牝馬が勝つならこの馬か。

押さえに⑯リナーテ。さすがにこのメンバーに入って大外枠では54kgで武豊といっても厳しい。4走前の京都牝馬Sでデアレガーロの2着も最後は枠の差だったので、この馬が内でデアレガーロが外なら逆転もあったかもしれないが、今回もこちらが外枠。3連単の押さえ程度でいいと思う。京王杯の時計の過大評価は危険というのは上記したとおり。
それならば、①ナックビーナス。冒頭に書いたとおり、1枠1番はハードラックではあるが、内側の馬場がいいこと。ロスなく回れること。インを突かせたら天下一品の鞍上岩田となれば、データはデータとして馬券は押さえる価値はある。

気になるのはアスターペガサス。洋芝では3戦2勝、連対率100%。データはすべて函館で、札幌は初めて。さらに前走楽に2番手につけて52kgでカイザーメランジェを捕まえきれないというのはどう見ても力が足りない。切ってしまうと来られるかもしれないが、やはり切っていいと思う。

今週も当たりますように。
Good Luck!

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