「第14回キーンランドカップ」回顧

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結果
1着⑬ダノンスマッシュ 川田将雅 1:09.2
2着⑦タワーオブロンドン
3着⑯リナーテ
4着⑭ライトオンキュー
5着①ナックビーナス

④セイウンコウセイのマイペース単騎逃げまであるかと思った展開だったが、ポンと好スタートを切った⑬ダノンスマッシュをかわしてハナを切ったのは1番枠から主導権を取りに行った①ナックビーナス。これに⑪ライオンボスと④セイウンコウセイが絡んで前がやり合う展開。すぐ後ろに⑤ペイシャフェリシタ、外側に⑫ダイメイフジ、間に⑨カイザーメランジェが続いて、この3頭の後ろに好スタートから控えた⑬ダノンスマッシュ。これを見るように、内に②デアレガーロ、外に⑯リナーテ、2頭の間に⑧シュウジと⑩アスターペガサスと4頭が並走して中団の底を形成。後方は内に③サフランハート、外に⑭ライトオンキュー、間に⑦タワーオブロンドンと3頭並走。少し置かれて後方2番手に⑥ハッピーアワー。さらに置かれて最後方が⑮パラダイスガーデンという形。前がやり合ってテンの3Fは33.2秒。洋芝の稍重馬場でこのラップはいかにも速い。

ナックビーナスは差を詰められつつも先頭で4角を回る。競りかけてきたライオンボスは逆に脚をなくして後退。セイウンコウセイとペイシャフェリシタも伸びきれず、代わって外からダンスマッシュ。さらに外からリナーテとライトオンキュー。外は回り切れないと見たルメールが内を突いてタワーオブロンドンが差を詰める。真ん中から抜け出したダノンスマッシュが内のタワーオブロンドン、外のリナーテを抑えて先頭ゴールとなった。

勝ったダノンスマッシュは好スタートから一旦控えて、好位から差してくるいつもどおりのレース。ただ、ずっと外を回らされたことを考えると内容的には着差以上の完勝と言えると思う。もちろん馬自身の競馬の上手さや好スタートからハイペースを見てとって控えた川田の騎乗も見逃すことはできないが、秋のG1に胸を張っていける内容だと思う。
2着のタワーオブロンドンはオオバコ向きの馬で、前がやり合ってくれたおかげの結果。洋芝は苦にしなかったようだが、小回りでは苦しい。落ち着いた流れだったら着もなかったかもしれない。この馬は東京1400mか1600mがベスト。1200mでは今後も展開の助けがないと好走は期待できない。過信禁物。
3着リナーテは大外枠を克服しての結果で立派。この馬もダノン同様に外を回らされ続けた。それで2着とハナ差なら褒められていい。展開の助けがあったことは確かだが軽い芝の良馬場なら枠しだいではかなり好走も期待できると思わせる走りだった。

テンの3Fが33.2秒で上がりは36.0秒という完全な前潰れラップ。その中で逃げたナックビーナスが0.4秒差の5着に残っていること、内に切れ込んだタワーオブロンドンが4角後方3番手から2着を確保したことを考え合わせるとやはりインの芝の状態は良かったと思われる。それとナックビーナスはこのコースが得意なんだと思う。

馬券の方は、馬連を押さえたが3連複は抜けた目になった。ペースの読み違いで2・3着は軽めにしか買っていなかったのでトリガミやむなし。それでも、毎年ボロボロになる夏競馬でずっと当たり続けている自分を褒めてあげたい気分。
来週あたりズバっと行きたい。

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