「第54回スプリンターズステークス」回顧

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グランアレグリア圧勝!
中山競馬場 1200m 良馬場
結果
1着⑩グランアレグリア C.ルメール 1:08.3
2着③ダノンスマッシュ
3着⑱アウィルアウェイ
4着⑦ミスターメロディ
5着⑮クリノガウディー

好スタートは⑪ラブカンプー。すぐに内から②モズスーパーフレアがハナに。さらに外から⑫ビアンフェ。これは予想どおり。3頭が並んで、モズスーパーフレアとビアンフェが抜け出してハナ争い。4番手には早めに⑥ライトオンキュー。内に③ダノンスマッシュが好位の5番手。2頭の間に⑤メイショウグロッケ。直後に⑦ミスターメロディ。すぐ外に⑨ダイアトニック。差なく内に①ダイメイプリンセス。外に④キングハート。1馬身半離れて⑧ダイメイフジ、外から⑬レッドアンシェル。後方は⑮クリノガウディー、その内に差なく⑭エイティーンガール。2馬身離れて1番人気⑩グランアレグリアは後方2番手。さらに3馬身離れて⑱アウィルアウェイが最後方という形。前は2頭が飛ばして前半の3Fは32.7秒。良馬場とはいえ時計のかかる状態で32秒台は明らかにオーバーペース。3角の入りで4馬身くらいあった前2頭と後続の差が一気に詰まって4角を回る。

直線に入ると、先頭モズスーパーフレアとビアンフェにミスターメロディが迫る。ビンフェが遅れて、3分どころまで外に出してダノンスマッシュが伸びる。200mを切って内でミスターメロディがモズスーパーフレアを捕えると、ダノンスマッシュが内外少し離れて並ぶ。すると、大外からグランアレグリア。まるで別次元の豪脚であっという間に前を捕えるとダノンスマッシュを2馬身突き放して圧勝のゴールイン。G1での3勝目を飾った。

勝ったグランアレグリアはハイペースを後方で脚を溜めて、直線で大外から一気に差し切った。前がオーバーペースで引っ張ったおかげで坂ですべての馬が止まる状態の中で1頭だけ違う脚だった。レースラップが32.7-35.6と前後半で+2.9秒という前傾ラップで後方待機が嵌ったのは確かだが、自身の上り時計33.6秒が示すとおり、ルメールの好判断を差し引いても強さが際立ったレースだった。マイルCSへ行くのかどうかわからないが、マイルでも大丈夫なのは実績が示しているので秋も中心で動きそう。

2着のダノンスマッシュは川田がハイペースの前から少し離れた好位でロスなくレースを進めて、直線ではうまく外めに持ち出してしぶとく伸びた。先行勢が相次いで直線で止まる中で2着を確保したのは、実力があればこそ。今回は相手が悪かった。

3着アウィルアウェイは最後方から伸びた。グランアレグリアとは前半の位置取りの差だけと言えなくもないが、シルクロードSを思い出させるような末脚を披露して突っ込んできた。10番人気とまったく人気はなかったが松山が気楽に自分のレースをさせた結果だと思う。時計のかかる馬場では差し脚が生きるパターンでまさにシルクロードSと同じような展開になってくれたのも助けになった。好走するのはこのパターンだけのような気がするが。

惜しかったのは4着ミスターメロディ。3角から自分で前に鈴をつけに行ってのものだけに価値は高い。残念だったのは福永のコース選択。伸びない内側よりも、もう少しだけ外よりのダノンの通ったコースなら結果は違っていたかもしれない。結果論だが。それでも過去から結果の出ていない右回りで勝ちとはいわないまでも内容的には最も強いレースをしたことは伊達にG1馬ではないということを証明した形。得意の左回りだったら、と思わせる内容だった。この先しばらくは適鞍がないような気がするが、どうするのか。

いずれにせよ、グランアレグリアの強さだけが目立ったレースだった。それにしても、来るのは単勝12倍未満の馬と28倍以上の馬という記事をとあるサイトで読んでいたが、奇しくもそのとおりの結果になってしまった。馬場状態は変わっても、データは生きる。

馬券はグランアレグリアとダイアトニックの馬連・ワイドが勝負。押さえにグランアレグリアとエイティーンガールのワイド。ダイアトニックがまったくいいところなくがっかり。予想でシルクロードSを引き合いに出していながら、モズが止まるまで見切って、シルクロードSの勝ち馬を切るのはいかにも馬券センスがないとまたがっかり。
復調まで遠い道のりだ。

追記:ダイアトニックはレース中の骨折が判明。いいところがなかったのはそのためか。いずれにせよ、残念な結果だった。

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