第40回ジャパンカップ

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3頭の3冠馬が参戦して、いやがうえにも盛り上がる環境が出来上がった。実績は3強なのかもしれないが、2頭は古馬と対戦していない。同世代の中では強くても、古馬に入っても通用するかどうかはその世代のレベルによる部分が大きい。牡馬は弱い3歳でもコントレイルとサリオスは別格と思っていたが、サリオスの結果を見てG1でどうか。3歳牝馬は明らかにレベルが低い。秋華賞は稍重ではあったが、史上ワースト2の遅い時計の決着。さて、3歳馬は斤量でこの差をカバーできるか。

◎②アーモンドアイ
◯⑮グローリーヴェイズ
▲①カレンブーケドール
△⑥コントレイル
△⑤デアリングタクト
△④キセキ

馬場状態:良馬場(東京はCコース2週目。土曜日レース前のクッション値は9.2。乾いた馬場ではあるが傷みもあり、先週のCコース替わり週でも時計は思ったよりもかかっている。中でも内側が3角から直線まで荒れて時計がかかるので全体に外めを回るレースになりそう。全体が外に振られると追い込み勢にはやや厳しくなるかも。)
  東京:5回東京開催9日間後2週Cコース(2週目)
  阪神:5回阪神開催9日間全4週Aコース(4週目)

展開:⑭ヨシオが逃げ宣言しているが、ダートしか実績がなくスピードで劣るので、ハナを切るのは⑨トーラスジェミニだろう。最内の①カレンブーケドールはいつもどおり前でレースをするはずで、②アーモンドアイはその直後か。③ワールドプレミアと④キセキが控えたレースになればポジションは楽に取れる。大外になった⑮グローリーヴェイズだが、トーラスから外が比較的差しに回るタイプだけに、ヨシオさえうまくさばけば案外楽に好位が取れるはず。多少テンが遅くなってもこれだけのメンバーでスローの上り勝負は考えにくい。平均くらいで流れて、最後は底力勝負か。

本命は②アーモンドアイ。前走は母の体つきになって来ているというコメントも見られたが、前走より良化している感じ。今年の3冠馬2頭が他の牧場の生産なので、社台グループとしては単なる引退興行とは考えていないはず。人気が割れて、オッズが良くなるならむしろ狙い目。現時点での実力No.1はこの馬で異存はあるまい。この馬のJRAへの貢献を考えると忖度が働くことも考えておかねばならない。ジェンティルドンナの引退時の有馬記念のようなあからさま枠順決定段階からの半八百長はないにせよ、「引退」と「貢献」は考えておかねばならない。中心はこの馬。

相手には⑮グローリーヴェイズ。大外はイヤだが、内の馬場が痛んでいること、上記のように内側の馬が案外先行しない可能性があることを考えると枠順が不利にはならない気がする。2走前の宝塚は度外視可能と見れば時計のかかる良馬場はこの馬が得意とするところ。状態は絶好調で、超真面目人間の尾関師は「3強」ばかりに質問が集中してこの馬についてのインタビューなしに怒っていたらしい。過去10年の勝ち馬8頭は7番枠より内側だが、残る2頭はともに15番ゼッケンだった。逆転まで。

3番手は①カレンブーケドール。昨年の2着馬。力の要る馬場は得意。さらに最内をうまく先行できる。幸い1角からバックストレッチまではそれほどひどく荒れているわけではないので、道中でうまく外めに出せれば、昨年くらいの好走は出来ても不思議はない。2000m以上のG1・G2に限れば(0-5-0-0)、勝ちこそないが連対率100%である。

押さえにコントレイル。1週前の追い切りではまだ調子が戻っておらず、初めて併せ馬で遅れた。絶対に要らないと思った。今週の最終追い切りでは驚異的な回復を見せての好追い切りだった。きっちり合わせてきたと見るべきか。それでも、適性距離ではない大目標の菊花賞をなんとかぎりぎり凌いだ形で辛勝して秋3戦目。余力はあるか疑問が残る。さらに菊花賞の勝ち馬でその年のJCを勝った馬は過去から1頭もいない。55kgは有利に見えるが、ルドルフもディープも古馬との初対戦では勝てていない。力の要る馬場がいいとも思えず押さえまで。
もう1頭は⑤デアリングタクト。厳しいコンディションでも力を出せるのは育成の賜物だろう。昨年のカレンブーケドール、一昨年のアーモンドアイの例を出すまでもなく、3歳牝馬の53kgは恵まれている。ただ、この牝馬3冠は弱い世代に助けられてのものという部分があるのも事実で、半信半疑。ローテーションの有利さ、混戦となった時の勝負強さと一瞬の切れは持っていると思うが。

穴で④キセキ。馬場が速くても、力が要る馬場でも大丈夫だが、現状では時計のかかる良馬場は大歓迎のはず。聞くところでは、一昨年のJCでの世界レコードを演出した当時のデキとも。6歳馬は10年以上に亘ってまったく連対していない。連対は07年のポップロックまで遡る。データを覆せるか。

古馬を重視した予想にした。さあ、どうなりますやら。
Good Luck!

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この記事へのコメント

ロバノパンヤ
2020年11月29日 00:16
こんばんわ
こんな時代にこんなメンバー
たかがギャンブル、たかが馬
だけども大きな感動を与えることができる。
世の中も結果を求めてる。
そんなJCだと思います。
誰もが望んで誰もが納得するのはアーモンドアイ
出走を決めた時点で勝てる!と踏んだはず
忖度もあるでしょうが無様な最後はあってはいけない馬
馬券圏外はないでしょう。
それを考えればコントレイルもそう。
歴代3冠馬を見ても出る以上、これも無様なレースは許されない
鞍上も今年のG1を沸かせてきたルメールと祐一
終わってみればやっぱりこの2人みたいな・・・
デアリングタクトの見立ては同感
やはり牝馬3冠は牡馬3冠と比べてどうなの?疑ってかかるのは
この馬なのではないか?
カレンは世代ではトップレベルにあると見てるので買わなきゃ
いけないけど配当的に旨味に欠ける
伏兵一番手に取り上げるのはミッキースワロー
単見てまさか?のオッズ
ヨシオと変わらないオッズってどうよ?
そこまで弱かないだろう。
ノリの決め打ちよりそつなく進める戸崎に代わるのもプラスだと思う。
次いでユーキャンスマイル
前走は相手見て舐めていたのではないか?
もともとはここが本番
走られても何ら不思議はない。
2-7.13の馬連・ワイド
2-1.5.6.7.13・15に3連複
変なところに抜けるなら何事もなく3強?で決まって欲しいような?
とにかく見ていて楽しいレースを期待します。
2020年11月29日 14:51
ロバノパンヤさま
いよいよですね。
ジャパンカップでは過去7回のハナ差決着があったそうです。それ以外にもキョウエイプロミスのアタマ差やオグリキャップのクビ差もありましたね。とにかく記憶に残るいいレースを期待してます。