第72回朝日杯フューチュリティステークス

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かつて朝日杯といえば、馬連最低配当の最も堅いG1レースだったが、昨年は1・2番人気の決着ながら3着は14番人気のグランレイ。一昨年は9番人気のクリノガウディーが2着。3年前は上位人気が上位入線で堅かったが、4年前は6番人気サトノアレスと7番人気モンドキャンノで馬連6,000円近い配当。さらに3着には12番人気のボンセルヴィーソで3連単は22万円馬券。5年前は3着に11番人気シャドウアプローチ、6年前は2着に14番人気アルマワイオリと阪神に移ってからは毎年のように人気薄が絡んでいる。今年も伏兵が台頭するか。

◎⑦ステラヴェローチェ
◯④ショックアクション
▲⑤ドゥラモンド
△⑧レッドベルオーブ
△⑩アスコルターレ
△②グレナディアガーズ

馬場状態:良馬場(Bコース替わり2週目の阪神。土曜日のレースは良馬場でクッション値は10.1。内側の荒れ具合が気になるが、馬場はほぼフラット。そろそろ外差しが決まりやすいコンディションになるかと思ったが大外ではロスが大きい。)
  阪神:6回阪神開催8日間後3週Bコース(2週目)
  中山:5回中山開催8日間全4週Aコース(3週目)
  中京:3回中京開催6日間後1週Bコース(1週目)

展開:逃げるのは内めの枠を引いた⑥ブルースピリットか。単騎逃げで落ち着いた流れになる可能性も否定できないが、G1でもありスローまで落ちることはないとみて、平均ペースくらいでは流れそう。ただ、若駒ゆえ好位を取りたい馬が競りかけたり、抑えが利かない馬が出ることもある。特に内枠の4騎は好位でレースがしたいクチなので、そこそこ流れると見る。

本命は⑦ステラヴェローチェ。前走が東京の不良馬場だったので、人気の一角にとどまっているが、比較的跳びも大きく良馬場でも問題ないと思う。時計を持っていない点は不安といえば不安だが、前走の上りの脚は重馬場を苦にしないだけではない走り。ただ、切れ味勝負の馬だとは思わないので前走のような後方からのレースでは厳しいと思うが、軸はこの馬。
[配合]Halo5×4が主導。それにNorthern Dancer4×6・6の系列ぐるみが連動して主導に加わる形。他にもHaighclere4×5、Mr. Prospector4×5、Busted5×5があり、少しごたごたした印象。それでもHaloとNorthern DancerはAlmahmoudで、Mr.ProspectorとはNative Dancerで結びついており、案外結びつきは強い。距離の融通性のあるマイラー。

相手には④ショックアクション。勝った2鞍は左回りで右回りの新馬で負けている。さらに久々ということもあり人気は伏兵のレベルになっているが、最終追い切りでは左手前も力強い走りができており問題ないはず。問題は新潟2歳Sのレベルだが、季節は違えどロードマックスを秤にかければモントライゼなど子ども扱いにしても不思議はない。
[配合]Northern Dancer4・5×5・6・6の系列ぐるみの主導が明確。Crimson Saintの5×5とRed God6×6がMenowを通してスピードをアシスト。スピード豊かなマイラー。

3番手は⑤ドゥラモンド。2連勝だが2度とも馬場が悪く時計的には目立たない。その分不確定要素も多い。勝ち方に派手さはなく、着差も小さいため、相手が弱かっただけともとれる。前走は後方から外を回って3角で捲って中山の短い直線でも差し切った。同じレースをしたのでは今度は勝てないだろうが、内めの好枠を引いてユタカの騎乗に期待。
[配合]Turn-toクロスを伴うHail to Reason5×5が主導。Mr. Prospector4×5は中間断絶だが、主導にNorthern Dancerの6・6・6×7を結び付けている。スピード・スタミナ、父母の影響もバランスよくまとめられた点はセールスポイント。マイルにも適用できる中距離ランナー。

押さえに⑧レッドベルオーブ。デビュー戦こそ惜敗だったが、未勝利、デイリー杯と連続してレコード勝ち。一見すごい馬とも見えるが、注目すべきは相手と着差。特に前走は2着とタイム差なし。馬場状態と展開の恩恵が大きくないか。0.8秒差4着だった◯地のビゾンテノブファロは次走1勝クラスのベゴニア賞でも勝ち馬と0.5秒差4着だった。兄たちも間隔を詰めて使うと好走しないことが多かったことを考えると、がちがちの本命とは考えにくい。
[配合]Northern Dancer5×5の系列ぐるみが主導。比較的少ないクロスでシンプルな構成。ただ、スタミナのWild Riskのクロスは充分に生かされず、BackpasserやCrimson Saintのスピードも生かしきれていない。いわゆる早熟なマイラーで奥はない。

穴で⑩アスコルターレ。まったく人気はないが、内容的には悪くない。配合的にはこのメンバーでも全く見劣りしないし、今年のドゥラメンテ産駒の中でもトップクラスの内容。少なくとも将来的には上記レッドよりもはるかに楽しみがある。自分のペースを守って、3着くらいおこぼれはないか。かなり先物買いになるが、大穴で一票。
[配合]Northern Dancer6・6・6・8×4・5の系列ぐるみが主導。強調された祖母リッスンはタッチングスピーチ、ムーブザワールド、サトノルークスの母。欧米のスピード・スタミナがきっちりきめ細かく押さえられ、基本的には中距離だがマイルも充分こなせる一流ランナーの可能性がある。 

あと配合的には②グレナディアガーズ。未勝利を勝ったばかりなので狙いずらいが、スピードの持続力を生かした配合。フランケルは血が重いので、切れ負けする。うまく内枠を生かせれば、上位入線も。

⑭モントライゼは前走のレースレベルも疑問だし、配合的には典型的なダイワメジャー産駒の早熟馬。力の要るマイルではルメールでもいらない。もともとルメールは乗りたい馬が他にいたようだし。

面白いけど難しい。何が来てもおかしくないようなメンバー。
うまく当たりますように。
Good Luck!

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この記事へのコメント

ロバノパンヤ
2020年12月20日 00:35
こんばんわ
なんだかんだで人気馬が上位にくる傾向で終わりそうな
2020
荒れるとしたらこのレース
先週の結果見れば札2歳はハイレベルなのでは?
距離短縮、叩き2戦目で見直せるバスラットレオン
相手はやはりデイリー杯組を素直に評価
前走の2着馬が微妙だが、屋根と出来の良さでやっぱり
怖い7
G1コンプリートに大手をかけたい豊の5
大した相手と戦ってきていないのが逆に未知の魅力
人気薄から入るから手広くいくべきですが、
どこまで買ってもヌケそうなので、ここまで
3連系ならそれなりの馬券になるので、少額で楽しみます。
2020年12月20日 03:18
ロバノパンヤさま
いつも「どうしようか」と迷っている馬をズバッと本命にしていただきありがとうございます。先週の牝馬2騎の好走を考えれば、2歳戦で一番レベルが高かったのは札幌だった可能性が高いですね。テンが35.0、上りが36.9。先行馬には厳しい流れ。この時計を考えれば2頭に差されたとはいえ、それを2番手で我慢したのは立派。好位抜け出しがあってもおかしくないですよね。
ロバノパンヤ
2020年12月21日 00:40
中内田、川田、フランケル
これだけで2歳戦は買わなきゃいけない…