「第57回金鯱賞」回顧

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ギベオン、2年3か月ぶり重賞勝ち。西村淳也は嬉しい重賞初勝利!
中京競馬場 芝2000m 重馬場
結果
1着⑤ギベオン  西村淳也  2:01.8
2着①デアリングタクト
3着⑩ポタジェ
4着④グローリーヴェイズ
5着⑦キセキ

金曜・土曜と続いた雨で土曜日の不良馬場からは少し回復したものの重馬場まで。力の要る馬場になった。行かなかったのか、出遅れて行けなかったのか、⑦キセキは後方からになって、ハナを切ったのは⑤ギベオン。2番手に外から⑨サトノフラッグ。差なく内から③ブラヴァス、外からは⑩ポタジェ、2頭の間少し下がって④グローリーヴェイズ。前の5頭を見るようにして1番人気①デアリングタクト。外側が空いたので1角の入りから徐々に外めに持ち出す。逆に内に入ったのは⑧ペルシアンナイト。2馬身離れて内に②サンレイポケット、外に⑥ジナンボー。さらに3馬身後ろ、最後方に⑦キセキという形。テンの3Fは37.1秒。馬場を考えるとこれで平均くらいか、気持ち遅い程度。1000mの通過も61.4秒とそこそこであまり変わらず。

案外縦長の隊列になったが10頭立て。3角から馬群が固まり、4角では後続が外めに出して差を詰めて直線へ。ギベオンのリードは400mのハロン棒でも変わらずの1馬身。直後にサトノフラッグ。しかし、この差が詰まらない。外からポタジェが差を詰め、間からグローリーヴェイズ。残り200mでもギベオンのリードは1馬身。サトノフラッグが遅れる。ポタジェが捕まえに迫るが、外からデアリングタクト。さらに大外からキセキ。それでも、先頭はギベオン。デアリングタクトが1完歩ごとに差を詰めるがクビまで迫ったところがゴール板だった。

勝ったギベオンは、内から乾く馬場を絶妙のペースで逃げてギリギリ逃げ粘った。短期間とはいえ使われなかった馬場の開幕週。芝も発育しやすい暖かい日が続いて根付きもよかったはず。テンの3Fが37.1であがりが36.8秒とほとんど差がない流れ。前半1000mも61.4で後半が60.4秒とやや後傾にはなったが、これは4Fめと6Fめの差。展開に恵まれたのは確かだが、西村の思い切りのいい好騎乗を褒めたい。

2着のデアリングタクトは負けて強しの内容。1番枠で包まれるのを嫌った松山が1角から少し外めにコースを取った。ただ、この日の馬場は外に行くほど乾きが遅い。いい脚を使ったがわずかに届かなかった。器用な馬だけにインで我慢していたら、多少詰まることがあっても捌いて楽勝できたレースだった気がする。G1に向けて視界良好。

3着はポタジェ。好位につけて流れ込んだだけとも見えるが、終始勝ち馬から2頭分くらいは外を回らされる形で最後までしぶとく伸びた。4連勝が伊達ではなかったことを示した。配合的にもディープよりも母系の米系の血が強く出ているので、ディープの仔らしからぬ、切れないけど止まらないタイプ。しぶといのでクラスが上がっても粘り込みには今後も注意したい。特に時計のかかる芝は得意のはず。

期待のサトノフラッグはさっぱりの7着。ルメールのほぼ完璧ともいえる騎乗で馬場も展開も味方につけてギベオンを捕まえられないのだから力不足としか言いようがない。

馬券はギベオンに尽きる。このレースは大阪杯の前哨戦の位置づけになる前から当日500kg以上の大型馬でないと勝てないレースになっていた。15年のミトラ以降6年連続で勝ち馬は500kg超。スローの1番枠でデアリングタクトが負ける可能性はあると思っていたので、500kg以上の馬を探すといるではないか、キセキ、ペルシアンナイト、そしてギベオン。それもギベオンが最重量の508kg。「でもギベオンはないよ。それなら、498kgでもおまけしてサトノフラッグで勝負さ。」データを馬鹿にしてはいけない。完敗。

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