第27回NHKマイルカップ

uma_e03.png

ダービーに出走権のないマル外のための残念ダービー的な要素が強かった初期のマイルカップ。実際に6年連続で外国産馬が勝っている。その後昨年シュネルマイスターが勝つまで20年、マル外が勝てなかった。すでに日本の馬産、調教レベルが日本の馬場では世界と並んだか、あるいはそれ以上になった。あくまでも「日本の馬場」での話。

過去10年のデータでは、マイル路線の馬の活躍は当然なのだが、クラシック諦め組の活躍がすごい。弥生賞・皐月賞・桜花賞の3レースで負けた馬が10年で10頭馬券に絡んでいる。その中には昨年のソングライン(桜花賞15着)をはじめ、16年2着のロードクエスト(皐月賞8着)、14年3着キングスオブザサン(皐月賞15着)、12年3着クラレント(弥生賞12着)も含まれる。毎年1頭は絡む計算になる。今年も該当馬がいるがどうか。枠は近5年では内より外が有利。6枠2頭、7枠2頭、8枠4頭が複勝圏に対して、1枠0頭、2枠1頭、3枠2頭。ちなみに中枠の4枠1頭、5枠は3頭となる。

<<上位拮抗>>
◎⑪インダストリア
◯⑨ダンテスヴュー
▲⑱ダノンスコーピオン
△④セリフォス
△①マテンロウオリオン
★③ソリタリオ
☆⑦タイセイディバイン

馬場状態:良馬場(府中は返り3週目。今週までAコース。先週末からまったく降水がなく土曜日明け方に1mm程度のわずかな雨があっただけ。土曜日は朝から曇天で芝は良馬場。朝のクッション値は9.5と標準の範囲。メインのプリンシパルSの勝ち時計は1分59秒とほぼ例年どおりの水準。日曜日は晴れ予報。プリンシパルSがそうであったように内側がやや有利。とはいえ外差しが利かない馬場ではない。このレースの内枠はやや鬼門傾向。馬場状態には充分注意したい。)
  東京:2回東京開催12日間前3週Aコース(3週目)
  中京:3回中京開催8日間全4週Aコース(1週目)
  新潟:1回新潟開催8日間全4週Bコース(1週目)

展開:逃げるのは⑬ジャングロだろう。G1なのでテンがスローにはなりにくいが、ジャングロ以外の先行馬が内に集まった感じなので、並びが決まると比較的落ち着いて平均ペースくらいか。ジャングロがハナを切って、内からソネットフレーズ、キングエルメス、トウシンマカオあたりが行って、その後ろに人気のセリフォスという感じか。ダノンスコーピオンは大外枠でもあり、無理せず中団からだろう。外差しが届くかどうかが焦点。

本命は⑪インダストリア。弥生賞は皐月賞でも掲示板の2頭の前残りを追い込んで0.3秒差の5着。レース展開を考えれば、レベルの高いクラシック王道路線組に匹敵する内容でマイル路線組よりは力が上。2走前にジュニアCでは圧勝しているようにマイルはベスト。鞍上もレーンを配してノーザンFが確実に勝ちに来ている。中心はこの馬。

相手には⑨ダンテスヴュー。皐月賞10着ですっかり人気はないが、皐月賞前に陣営が口にしていたのが「体形が変わってきて2000mは長いのかも。右回りは不安だ。」ということ。そのままの結果になった。2走前はきさらぎ賞でマテンロウレオとハナ差2着。マテンロウレオについてもいえることだが2頭ともに左回りがいい。距離短縮、左回りで馬が一変すると見る。

3番手は⑱ダノンスコーピオン。マイル路線ではこの馬が一番強い。前走もとても届かない位置から差し切っており、朝日杯は不利がなければ勝っていたと思っている。不安は唯一完敗したのが東京コース。共同通信杯はメンバーが強かったのも、距離が長かったのも、馬場が悪かったのも不利に働いたのは確かだが左回りが少し気になるので3番手にした。

押さえに④セリフォス。2歳時から指摘しているように、この馬は典型的なダイワメジャー産駒の早熟パターン。陣営はいまは安田記念まで視野に入れてぶっつけと言っているが、一頓挫あったからトライアルを使えなかったと聞く。いかに早熟とはいえ、完成度が高く、この時期まではまだまだ有利さを発揮できるので惨敗することはないだろうが、臨戦過程や配合面を考えて押さえまでとする。久々で入れ込むような場合は評価を下げてもいいと思っている。

いらないと思うがもう1頭の押さえに①マテンロウオリオン。タイキフォーチュン ー ゼネラリストの間に入ったツクバシンフォニー、ウインクリューガー -マイネルモルゲンの間に入ったエイシンツルギザン、上位人気で1頭だけ消したら頭で来たクラリティスカイなどこのレースではまったく波長の合わないいわば天敵横山典弘。 やられたときはいつも内寄りの枠。いやだけど押さえる。

穴で③ソリタリオ。マテンロウオリオンが人気になっているが、シンザン記念の内容はどう見ても2着のこちらが上。イン有利な馬場で典ちゃんが内に潜り込ませたのに対して、こちらは4頭分くらいを外を回らされてタイム差なしのクビ差。オッズほど差はない。

最後に⑦タイセイディバイン。勝ち味に遅いが相手なりに走る。かつてのシャコーグレイドやロイスアンドロイス(覚えている人いるかなあ)みたいなイメージ。ステイゴールドやルーラーシップもこの類。そんなイメージ。1勝馬ながら2着は4回3着1回。この手の馬はグレードは関係ない。3着なら。

ケンタッキーダービーもある。チャーチルダウンズ競馬場へ行ったのはもう28年前。トラックは小回りコース。芝ほどではないが、外枠は圧倒的に不利。ダートは粘土質なので良馬場の方が時計は出る。差し追い込みには厳しいコース形態。先行して飛ばして(ついて行って)、粘り込む。これができないと勝てないような気がする。で、できる馬はなんだろう。
GOOD LUCK!

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント