第48回高松宮記念
馬場改修から7年。路盤が柔らかく良馬場でもカレンチャンの勝ち時計が1分10秒台だった当初の馬場状態から年々路盤が固くなっている。改修後2年目のロードカナロアでも1分8秒台だったが、一昨年ビッグアーサーの勝ち時計は1分6秒台まで時計が速くなっている。底力勝負ということは変わらないが、スピードで押し切れる面が出てきているのは確か。
そのためか脚質にかかわらず、外を回らされた馬たちはことごとく勝てない。近4年、勝ち馬はすべて4番から6番の3ゲートのみ。ごちゃつくうえに外目を回らされる10番から14番は改修後2年間こそ4頭馬券に絡んだがその後1頭も馬券対象になっていない。外枠で馬券に絡んだのは稍重馬場で前残りのレースで先行した15番枠のハクサンムーンとパワーが要る不良馬場での17番枠のスノードラゴンだけ。有力馬が内寄りの枠に揃った今年の高松宮記念。はたして過去のデータどおりに決まるのか、あるいは...
◎⑥レッドファルクス
○①セイウンコウセイ
▲③ブリザード
△⑨ファインニードル
△⑯シャイニングレイ
本命は⑥レッドファルクス。今週からAコースからBコースに変わることでイン有利な馬場になるかもしれない。だが展開は⑩ダイアナヘイローと⑫ネロがハナ争いで、逃げないと結果の出ないネロはなにがなんでも行くはず。まして外人ジョッキー。中途半端な指示は厩舎サイドも出しにくい。テンの3Fは33秒台後半。前走福島師の引退を飾ったダイアナもテンは34秒台でないと好結果は残せていない。正確には夏の小倉ではインが圧倒的に有利なパンパンの良馬場で32.8秒で入って逃げ切っているがこのときは53kg。勝ち負けできるならずっと乗ってきたユタカが手放すまい。テンが33秒台では最後の最後で止まる。そして仕留めるのはレッドファルクス。実力No.1は誰でも認めるところ。良馬場・内枠・ミルコとなれば外を回すとも考えにくく、不利さえなければインをこじ開ける。軸はこの馬。
相手には①セイウンコウセイ。前年の勝利からその後のだらしなさを見ると昨年がフロックという感じすらあったが、前走7番枠から積極的に逃げて2着。今回は前がやりあってもインの3番手でじっくり我慢できれば展開を味方につけることができる最有力。昨年このレースを勝った時も前走はシルクロードステークスでやっぱり2着。流れが向いて来たか。ただ、1番・2番枠は改修後まったく不振で連対ゼロ。憶測だが、Bコースになって内2頭分だけは恩恵が受けにくい(=荒れている)のかもしれない。難しいが2番手評価とした。
3番手は③ブリザード。スプリンターズステークスは5着だったが勝ったレッドファルクスとは0.2秒差。インが有利な馬場で先行したワンスインナムーンが3着に残り、2番枠のレッツゴードンキが2着、1番枠のスノードラゴンが4着の中、12番枠で外から差しての5着は価値がある。香港スプリントは日本よりも力のいる馬場でのレースとはいえ、レッツゴードンキに先着しており、今回もこちらが内枠を引いているのでレッツゴードンキにはまず負けまい。差し有利な展開になればレッドファルクスとも五分のはず。逆転まで。
押さえに⑨ファインニードル。前走は上記セイウンコウセイが逃げる展開で、1番枠からしっかりインの3番手。楽に抜け出して完勝だったが、今回はインに潜り込んでロスなくというレースができるか。仮にできたとしても連下までだと思う。切れる馬ではないので展開の助けが必須。
穴で⑯シャイニングレイ。2走前のCBC賞では、逃げたセカンドテーブル、アクティブミノルが2・3着に残る展開でほぼ最後方に近い位置から差し切っての勝利。このメンバーで同じ芸当ができるとは思わないが同距離・同コースで万が一嵌るとすればこの馬か。
土曜日の時点で馬場は稍重までしか回復していない。
また、今年も...か?
Good Luck!

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