第62回宝塚記念
3回に1回は馬場が渋るこのレース。例年ならさらに開催最終日になるはずで馬場が悪化しているが、今年は2週目で少しはまし。とはいえ、天気は台風接近の影響もありかなりの馬場悪化までありうる。良馬場で行われる確率が最も低いG1で、過去10年でディープの仔が不振。勝ったのはマリアライト1頭だけ。これは内回りやいわゆる非根幹距離ということもあるだろう。一方、3着以内30頭中29頭はG1かG2の勝ち馬。例外は18年3着のノーブルマーズだけ。さて今年はどうなるか。
<<軸不動>>
◎⑦クロノジェネシス
〇⑨アリストテレス
▲②レイパパレ
△⑪モズベッロ
△⑬キセキ
△①ユニコーンライオン
馬場状態:稍重~良馬場(阪神はBコースで2週目。土曜日の朝時点では良馬場でクッション値は9.4。2週目になっても土曜日は先週に続いて前有利。台風が東に逸れて、土曜日夜から日曜日は雨予報がトーンダウン。大雨にはならなそうで降っても少なそう。そうなると2週目は内枠・先行勢には有利に働く。重馬場予想から良馬場でフラットに見直すが、降っても照っても馬場状態には直前まで注意。)
阪神:3回阪神開催4日間全2週Bコース(2週目)
東京:3回東京開催8日間後2週Dコース(2週目)
札幌:1回札幌開催6日間全3週Aコース(3週目)
展開:逃げるのは②レイパパレだろう。内に鳴尾記念を逃げ切った①ユニコーンライオンもいるがテンのスピードがレイパパレの方が速いので無理して逃げても厳しいはず。G1とはいえ13頭立てで、ほかに先行するのも⑥カレンブーケドールと⑩シロニイくらいなので流れが落ち着いてしまうと追い込みが利かない馬場で前が残る可能性が出てくる。
本命は⑦クロノジェネシス。ルメールへの乗り替わりは問題ないだろう。降ろうが照ろうが全天候型のこの馬には関係ないので、不動の軸馬。唯一いちゃもんをつけるとすれば1週前追い切りでルメールが乗っていながら、併せ馬にならなかったことくらい。これも重箱の隅を突っつくような話。普通に走って来れれば勝つはず。楽勝まで。
相手には⑨アリストテレス。近年好走馬が少ない春天上位組は目に見えない疲労が残っていることが多く、人気で凡走する例も多発しているので買わないつもりでいるが、この馬だけ見直してみる。実際に2200mのAJC杯を勝っているのも心強い。馬場が思ったほど悪くならなそうなのもプラスのはず。それよりも落ち着いてレースができるかどうか。その点をユタカがクリアできればチャンスはある。
3番手は②レイパパレ。6連勝中とは言え、骨っぽい相手は前走だけ。さらに前走は逃げ先行馬有利の馬場だったことを考えると重馬場で勝ったから今回も降っても大丈夫と言えるかどうか。それに初距離、初の56kgが加わる。クロノジェネシスに厳しいレースをされたときに末脚は保つか不安が大きい。ただ、展開的には楽にハナを切れるだろうし、渋って追い込みの利かない馬場や逆に乾いて前が止まらない馬場になればもう一丁ということも充分あり得る。
押さえに⑪モズベッロ。大阪杯は2着とはいえレイパパレに千切り捨てられた。しかし、当日は雨でどんどん馬場が重くなっていく中で9R以降逃げ馬が1着、2着、1着という差し馬不利の馬場になっていたともいえる。従って、レイパパレの力は認めても着差ほどの差はないと言える。雨が降れば降るほど力は発揮できるはずなので、馬場が思ったほど渋らないと展開待ち。展開に左右される部分はどうしても出てくるのでできるだけ馬場が渋って、それでも普通に流れてくればチャンスはある。
穴で⑬キセキ。このレース2年連続の2着馬。過去10年で7回勝ち馬が出ている8枠。例年なら内が荒れた馬場で外枠が有利に働くことが多いが、今年は2週目で内が悪いとは言えない。とはいえ、渋った馬場でも苦にしないし、近走が明らかに力の限界というわけでもないのでまだ見限れない。
大穴なら①ユニコーンライオン。ずっと負け続け、ダートも試していた馬がここにきて芝2連勝なので、評価が難しい。重馬場も過去の実績からはいいとは言えないが、結果が出ていない中でのものなのでどうか。はっきり言えるのは、時計のかかる馬場になることは歓迎。たぶん時計のかかる良馬場がベストだと思う。うまくレイパパレの後ろにつけて、馬場と展開を味方につけられればなだれ込みも。
近年のこのレースは馬場や展開にかかわらず、最速の上りを使った馬が勝っている。どんな馬場でも最速の上りはクロノジェネシスだろう。ただ、不良馬場になった時だけモズベッロかレイパパレにも最速で上がれるチャンスがでてきそうな気がする。
買い目をあまり増やせないので、悩みはそちら。というか、良馬場になって、クロノジェネシスとレイパパレの1点で良いような気がする。
Good Luck!

"第62回宝塚記念" へのコメントを書く